食育月間☆

6月は食育月間です。

食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に着け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。食べることは、生きる上で必要不可欠なこと。食育と聞くと、保育所や学校での学びの一環というイメージがありますが、食べることは生涯にわたって続くもの。大人になってからの食育も大切です。私たち大人が健全な食を選択することで、自然と子どもたちの食生活も健全で豊かなものになると考えています。

なんて言っていますが、慌ただしく過ぎる日々の中でなかなか食についてゆっくりと考える時間はないですよね。私自身、4歳と2歳の子がいて、育児、家事、仕事にとあっという間に一日が過ぎていきます。子どもたちには生涯ずっと健康でいてほしいと思っているので、出来るだけ体に良い食事を…と心がけているものの自分のことは後回しになっており、朝ご飯を食べ忘れたり、夜ご飯を子どもたちの残り物で済ませたり・・・と反省することが多いのが現状です。そんな日々を過ごす中で、栄養バランスに富み、健康的な食事をすることももちろん大切ですが、それ以上に子どもと一緒に家族で「食を楽しむ」ことが大切ではないかと感じる今日この頃です。新型コロナウイルスの拡大により、園での食事は「黙食」が基本となりました。食事の前後では今日の給食について話すことはあるものの、食事中に会話をしながら楽しむという事が難しくなりました。ご家庭ではぜひ、食事中に会話をしながら楽しむという事を意識してもらえたら嬉しいです。そのためには食卓をみんなで囲み、ともに食べる「共食」をぜひ実践してください。当たり前の子どですが、食卓を家族で囲み、「美味しいね」と笑顔で食事をすることが今の子どもたちにはとっても大切な事だと感じています。共食をすることで様々なメリットがあります。農林水産省が「共食するとどんないいことがあるの」というエビデンスに基づく調査結果をだしていますので、興味のある方はぜひぜひご覧ください。その他にも、HP内には食育に関する様々な情報が掲載されていますので、チェックしてみてください。

 

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/togo/html/part4-1.html

 

 

最後に、忙しい毎日の中で、食事の準備から後片付けまで本当にお疲れさまです。子どもたちの食事について、大変なことや悩み、疑問などあれば気軽にご相談ください。お待ちしています。

また、このブログを通して、食育に役立ちそうなプチ情報や、園での人気メニューなどもご紹介できたらいいなと考えています🎵

 

福知山丹陽こども園 調理室 管理栄養士 石坪